オバ打ちへのバックワード
第1回 感じ悪いアガリ方
●首ひねり「ロン」●
こんな人がいました。オーラスにその人は、トップと6200点差です。ドラは

です。中盤にわたしが何気なく

を切ったら、いきなり点リーダーでトップとの点差を確認して、さらに首をひねりながら「ロン」。その人の手は、チートイツ・ドラ2の6400点でした。さも、「そんな牌が出ちゃうのか〜」といわんばかりのアガリかた。カンジ悪いですよね。条件のあるオーラスなら、トップとの点差をあらかじめ確認しておくのは当たり前のことだし、そうでなければ、ドラ2になった時点で確認してもいいですよね。それを、アガリ牌が出たときに、他の人にわざわざ「アガったらトップなんだよね〜」っていうようなアガリかたは、ダメダメです。自己主張が激しいタイプ。オバ度3ですね。こういう人は、雀力で自分をアピールできないかわいそうな人です。だから、それ以外のところで、意味不明な行動を起こすんですよね。あ〜、最悪です。
そんなんだったら、むしろアガって初めて
「あれ? わたしってトップだったんだ〜」
ってほうが、まだましです。本当はこれも困っちゃうんだけどね。
●リーヅモ・ドラ一丁●
こんな人もいました。リーチでツモって、裏ドラが1枚乗りました。
「リーヅモ・ドラ一丁!」
嬉しい気持ちはわかるけど、「リーヅモ・ドラ一丁」って…。女の子なんだから、それはちょっと下品でしょう。いくら若くてかわいくても、これじゃあ台無しです。はしゃぐとつい調子に乗ってしまうタイプ。オバ度2です。自分はアガって嬉しいけれど、アガられたほうはあまり嬉しくないんだからね。
もしそのとき、自分が国士無双の13面待ちだったらどう思いますか? そのアガり方にめちゃくちゃムカはいりますよね。
●正しいアガリ方●
アガリがあった場合の正しいお作法は、以下のとおりです。
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1) |
アガった人が手牌を開いて点数申告をする |
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2) |
それ以外の人が、アガリと点数が正しいか確認し、正しければ「ハイ」と発声、もしくは自分の手牌を伏せる |
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3) |
点棒の受け渡しをして、次の局に移る |
どこにも、首をひねってアガるとか、嬉しい気持ちをアピールしてみるとは書いてありませんね。お友達と仲間同士で打つときは、ここまでみっちり厳密にやらなくてもいいけどね。あんまりやりすぎるとギスギスしちゃうから。それでもやっぱり、できたほうがいいにきまってるのは言うまでもありません。いざという場面で、きちんと打たなくちゃいけないってとき、普段から訓練しておかないと対応しきれないですよね。特に、知らない人や初めての人と打つときは、いつもよりも多めに気をつかってほしいものです。だって最初の印象って、大きいでしょ?本当は、そんな子じゃなくても、一番最初が悪かったら、なかなか覆すのは大変なんだから。だったら、最初からいい子だな、って思われたほうが絶対にお得です。
特別なことをしなくちゃいけないってことではないのです。普通にアガって、普通に点棒をもらえばいいんです。気持ち良く相手を負かしてあげる、これが一番いいことなんだから。負けるほうだって、納得できる相手に負けたいんですよ。
(たまご組新聞・2000年6月No.49)