会報誌より


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オバ打ちへのバックワード
第2回 卓上の会話


●3人だけで盛り上がる●
 たまご組の定例会のとき、仲のいい3人組が同卓になりました。残り1人は、新たまちゃんです。当然、始めて来た人は緊張しているし、しかも後ろには先生もいたりして、ますますドキドキしますよね。何より、気軽に会話のできる人がいないのだから、不安な気持ちを打ち明けることも出来ない…。そんなときに、3人だけが理解できる会話をされたら、どんな気持ちになるでしょう? それはそれは、疎外感でいっぱいです。
 みんな初めて来たときは、同じような気持ちを持っていたはずなのに、常連になるといつの間にかそんなことは忘れてしまう…。最悪のオバ度5ですね。周りの人が、今何を考えているのか、どういう気持ちでいるのか。それに対して自分がどういう行動をとったらいいのか、考えなくてはいけません。これができなくて、麻雀強くなろうってのがもう間違いです。だってそうでしょ? 人は自分の心の中を言葉や態度で表現できるけれど、麻雀では自分の手の中を口に出したりしたりしないのだから。当然後者のほうが情報量は少ないですもんね。
 本来、麻雀を打つときは余計なことをしゃべってはいけません。
「だって、楽しく打ちたいじゃないですか〜?」
 もちろんそうです。しかし、会話で楽しくなるのではなくて、麻雀の攻め合い・しのぎ合いで楽しむことが、正しい姿勢なんですよ。会話を楽しむなら、何も麻雀じゃなくてもいいんですから。

●無言の手招き●
 トイメンの牌山がちょっと遠くて、ツモりにくそうにしている人がいたとしましょう。するとその人は、トイメンの人に向かって、手で「おいで、おいで」の動作をしました。「もうちょっと山を前に出しなさいよ」の意思表示です。いくら卓上では発声以外はしないようにといっても、この行動はどうでしょう? 「こっちは遠くて困ってるんだから、そんなのトイメンに座ってるアナタが気が付いて当然でしょう?」っていうような態度と受け取られても仕方ありません。マジでチョ〜カンジ悪!ですよね。オバ度4です。
 こういうときは、きちんと「もうちょっと山を前に出してもらえませんか?」と、丁寧に言うのがいいでしょう。「山が遠いんだよね〜」とか、「普通は気を使って前に出すものでしょ?」なんて言い方はダメダメですよ。

●正しい卓上での会話●
 対局中の言葉は次の通りです。
1) 「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」の挨拶
2) リーチ・ポン・チー・カン・ロン・ツモの発声
3) 点数申告

 厳密にはこれだけなのです。とはいえ、お友達同士でず〜っと黙って打ってるのも、なんだか異様ですよね。ある程度の会話はその場の雰囲気を和らげますが、1人だけがついていけないような内容の話題は避けましょう。3人のために1人が卓に入ったわけでもないし、1人のために3人が集まったわけでもないのですから。
 また、何かをお願いしたいときははっきりと言いましょう。前述した山を前に出してもらいたいときだけでなく、リーチの1000点棒がなくて両替をお願いしたいときなどもそうですね。遠まわしに言うのではなく、はっきりと、「1000点棒に両替してください」と言えばいいのですから。時として、曖昧な表現は相手に不快感を与えるのですよ。

( たまご組新聞・2000年7月No.50 )
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