オバ打ちへのバックワード
第5回 打牌について
●タイプ1・打牌を叩きつける人●
たまに、牌を卓に叩きつける人を目にします。それは、危険な牌を切るときに限ったことではなく、いつでもやや強めに牌を河に置くようにしているために、大きな音が出るのでしょう。
打牌の強打は主に、「中級者以上の気合を前面に押し出す人」に現れる傾向です。もちろん「勝つんだ!!」って気持ちは大切ですし、悪いことではありません。しかし、それを打牌で表現するのはいかがなものか?オバ度3です。
●タイプ2・ひよひよ打つ人●
強打とは逆に、いつまでも牌を離しなくないといったカンジで、弱々しく、恐る恐る牌を切る人もいます。これは「わたしの切る牌がアタるかもしれない…」という気持ちの現れです。しかし、実際はこわごわ切ったところで、アタるものはアタる、アタらないものはアタらないのですから、全く意味のない切り方です。それまでは淡々と打牌をしていたのに、急にひよったところで、見逃してもらえるなんてことはありません。むしろ、「あ、この人怖がってるんだ〜」と、相手に優位な気持ちを与えてしまいます。こちらも同じく、オバ度3ですね。
●タイプ3・牌離れが悪い人●
ひよひよ打ちと似ていますが、常に牌を手で隠すように切る人がいます。リズムは淡々としていますが、牌から手がなかなか離れないために、他の3人から捨て牌が見えにくくなってしまいます。
その結果、相手が捨て牌を確認するのに多少時間がかかってしまいますから、ポンやチーの発声が遅れたりして、遅ロンや遅ポンの原因を作ることになるのです。知らず知らずのうちにちょっとした迷惑になっている。オバ度はやっぱり3です。
●それぞれの改善法●
先に挙げた3つのタイプは、それぞれ違う悪印象を相手に与えます。麻雀を打つからには、やはりステキな打ち手であって欲しいもの。以下に改善方法を記しておきますので、自分がどのタイプかを考えてみてくださいね。
【タイプ1・打牌を叩きつける人】
本人は脅かすつもりはなくても、相手に「怖い人」という印象を与えてしまいます。そう思われると、「あの人と打つのはイヤだ」って言われることにもなりかねません。対策としては次のことが挙げられます。
※打牌をするときには常に、静かに切るように意識をすること
【タイプ2・ひよひよ打つ人】
このタイプは嫌われることは少ないです。しかし、先に挙げた強打する人を「あの人怖い〜」と批判することで、自分が正しいんだという考えに陥りがち。でもそれは見る人から見れば、どっちもどっちということですし、何が一番ダメかというと、端から見ていてみっともなく映る点です。対策として、次の点に気をつけましょう。
※アタるときはいつでもアタるのだから、多少開き直る覚悟で切る
【タイプ3・牌離れが悪い人】
これが実は一番やっかいです。こういう切り方が癖になっているのですから、改善するには牌に触れる機会を多くして、すっと切れる練習をしなければいけません。麻雀牌がなければ、同じ位の大きさの消しゴムを使ってもいいでしょう。その前にまず、次の点には気をつけてくださいね。
※自分が切った牌が見えないことで、相手に迷惑をかけることがあることを意識する
( たまご組新聞・2000年11月No.54 )