オバ打ちへのバックワード
第6回 教わりかた
●「でも」●
「何を切ったらいいですか?」と質問されると、先生は「これを切るのが一番受け入れが広いし、柔軟な構えになりますよ。」という答えをします。基本的には何を切ってもいいのだし、次のツモ牌がわからないので、一番ロスの少ない牌を教えているのです。もちろんそれでも、裏目というのはは存在します。そのようなアドバイスに対して、「でも〜」とか言う人がいます。さらに裏目を引いたときなどは、「ほら〜!だからこっちがいいんじゃないいかなって思ってたのに〜!!」なんて自信満々になったり。これは、カラ付き〜ひよこクラスの人達に見られる傾向です。
自分の中の「正しい」にこだわっていて、悪い結果は人のせいにする。オバ度5です。
●「なんとなく…」●
先生は後ろで見ていて、「こっちを切るほうがいいのにな。」と思うことがあります。そういうとき、「なぜこっちを切ったの?」と先生から質問します。すると「なんとなく〜」という答えが返ってくることが多いです。状況がまったくなく、どちらを切るのが効率が良いのか、判断ができないケースはもちろんあります。ですが、ほとんどの場合は、ちょっとの差でこっちのほうが優秀だと判断できることが多いのです。これは、にわとりクラスの人に見られる傾向です。というより、主ににわとりクラスの人にしか、先生はこういう質問をしないからですね。
何らかの理由があって打牌を選んでいるはずなのに、まちがった答えをするのが恥ずかしいからイヤだったり、もしくは本当に考えていないのをごまかすために「なんとなく…」と答えてしまう。オバ度5です。
●望ましい姿勢と勉強法●
☆「でも」と言ってしまう人
「でも」って何でしょう? 自分で思うところがあるのなら、その牌を切るのが一番いいんです。わからなくて聞いているのなら、素直に聞きましょう。もちろん、全部の打牌を言いなりにする必要はありませんが、「そういう考え方もあるんだ」ということは、頭の隅に置いて欲しいです。
麻雀はいつでも同じ状況ではありません。色々な手牌、色々な場面がありますから、常に同じ打ち方をしていい結果は出せません。要は、状況に対応できる引き出しを増やすことが実力アップにつながるんですね。次のことを意識しましょう。
・他の人の後ろで見て、自分とちがう打ち方や考え方に触れてみましょう。
☆「なんとなく」と言ってしまう人
後ろに人がいないと自信タップリに摸打できるのに、誰かが見ていると手が縮こまってしまう。恥ずかしい気持ちはわかりますが、それって変ですよね。また、見られているからまちがえたということがあるんでしょうか? ちがいますよね。見られていないからまちがいが発見されなかった、というだけのことです。
正しい答えを期待して「なぜ?」と質問しているわけではありません。にわとりクラスになれば、まちがいに気がついて欲しいという願いでもあるんです。人に指摘されて気がつくよりも、自分で考えて結論を出すほうが、はるかに実になります。まちがった答えは決して恥ずかしいことではありません。みんな成長途中で、完成形ではないのだから、まちがえるのは当たり前なんですよ。
・自分の失敗をきちんと覚えておいて、なぜそうなったのかを検討することをしましょう。
( たまご組新聞・2000年12月No.55 )